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Posts archive for: July, 2008
  • Open your eyes

    メジャーなアメリカ映画『ヴァニラスカイ』の原作となったスペイン映画なんだね。
    基本的に同じ話なんだけど、『ヴァニラスカイ』はドラマティックで、説明的で、より明るく、より理想化された感になってたかな。
    こちらはより暗目で、より現実的。
    心中をしかけた女性はこちらの方がケバく嫌らしい雰囲気。
    理想の恋人が行為の最中に、顔を見たくもない過去の忌まわしい女の姿になったとしたら、さぞ苦痛でであろう。
    このへんの苦悩はこの原作の方がうまく描いてると思った。

    しかし主役のセサール君はすごい美男子ということになっており、実際ハンサムな男優さんがやってるとは思うけど、最初の方でもてなくて彼をうらやましがってた親友君も、どうしてどうして背は高いし、なかなかかっこいい奴ではないか:>>

  • Lunacy

    チェコのグロシュールさん、Jan Svankmajer 監督の映画。
    正気と狂気が紙一重な世界。
    おそらくこの監督のことだ。
    社会主義体制批判じみたメッセージがこもっているのだろう。
    狂気として自由を抑える体罰院長体制が抑圧的共産党政府を映しているのだろう。

    しかし段階ごとに体罰を加えるとかは人間の心の奥底にあるサディズムだね。
    想像すると恐怖と興奮の両方を覚えるものだ。
    つまり身体の破壊→死という過程の想起は、生を一際愛おしく感じさせる。
    かなり刺激度が強いので興奮になりうるのだ。
    でも妄想でなく現実にそれをして楽しむというのは、常態では無理だろう。
    ある意味においてかなり心が強いか、薬物なり集団心理なりに突き動かされているかでもないと。

    体罰院長の最終療法の第13療法って、あの感じだとやっぱしたぶん去勢だろうなあ。

  • いのちの食べかた

    食物の生産→加工→消費までのドキュメント。
    大量生産、加工、消費はいかに効率的でメカニックなものか…
    食べ物の裏側には効率性のみの世界があった…
    近代都市生活を営むすべての人は観た方がいいかも。

  • アース

    動物ドキュメンタリー映画。
    人間の遺伝情報の中にあるものを大自然の中に観たような気がした。
    子熊、ペンギンなどの可愛らしさ。
    羽がまだ生えていない子鳥のユーモラスな着地、パフォーマー極楽鳥の派手な求愛パフォーマンス。
    肉食生物の攻撃性、そして補食におけるエロティシズム。
    ホオジロザメの巨大な口のグロテスクさ…

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